今日は、今年3月11日に開催されたヒューマンギネス倶楽部のランチョンでお話した内容がご好評でしたので、少し紹介させてください。
ヒューマンギネス倶楽部のモットーは、「いかに100歳を元気に美しく生きる」か、です。
今でこそ「アンチエイジング」という言葉が普及していますが、私は健康科学者として、長年にわたって人間の身体や心の健康のあり方について、老化防止に焦点をあてて追求してきました。
そして、自らの人生で私が提唱するアンチエイジング「生き方健康学」を実践してきました。その結果、人間はいつまでも、若々しく、元気に加齢できることを私自身の生き方を通して実証していると思っています。
今や、生命科学の進歩により、身体の老化を防止することが可能であることは明らかです。その方法は運動であったり、サプリメントであったり、私も当然ながら当たり前のように実践しています。
(最新の情報については私の著書『だれだっていまよりも若くなれる』をご一読ください)
そうした身体的、生理的な部分についての老化防止については、理屈と方法を知って、実践すればいいことです。
ところが、問題は、あなたが年齢に対してどんなイメージを持っているかです。
年とともに衰えるものだと思い込んでいたら、いくら運動してもサプリメントを摂っても、無駄になります。体は心の召使、思っていることがそのまま体に表れるのですから。
そこで、私が提案したいのは、「80歳を現役で生きる」という考え方です。
80歳を現役ということは・・・
すばりっ!
「80歳で恋ができる」ことです。
ようするに、恋ができるということは、前頭葉、前頭連合野にときめきホルモンのドーパミンなどが出てきて、素敵な女性を見たらトキメクことができるということです。
このときめきホルモンが枯れてしまった状態こそが老化です。
この、ときめきというのは何も異性ばかりのことではなく、美しい絵を見たり、いい映画を観たり、あるいはすてきな本に出会ったりして感じるときめきも同じです。そうしたときめきが心の充実と幸せ感をつくってくれます。
この幸せ感は、40代での感じ方と60代では全く違うし、さらに60代と80代ではもっと質が違ってきます。
物事の味わい方の質に、年齢とともに深みが増していくのです。
このように、幸せ感は年齢とともに上質になっていくとイメージできたら、年を重ねることが楽しくなってきませんか?
そして、もう一つ、この幸せ感につながる重要なことがあります。
それは、「感謝の気持ち」です。
以前、私は百歳の元気な方、百人を取材し、その生き方を『百歳、百人、百様の知恵』という本にまとめたことがあります。
そこで、百歳を元気に生きる人に見られた共通の特徴がありました。それは、「楽天的である」ということ、そして「感謝の念が強く、感謝するということを生活の習慣にしている」ということでした。
実は、この感謝の気持ちを持っているからこそ、楽天的なのです。
というのは、感謝の気持ちを「ありがとう」と言って表しているとき、脳はとても「快」の状態になります。この快の状態が、心を明るく開放的、楽天的にし、幸せを感じる状態にするのです。
ですから、感謝する対象をどれだけ持っているかということが、人の幸福度のバロメーターとなるといえます。
私自身も本当に感謝することに気づいたときから人生が大きく変わったと断言できます。
そのことは、私の百冊目となった著書『「ありがとう」は魔法の言葉』(宝島社)に書いていますので、ぜひお読みください。
さて、次回のランチョンは7月22日です。
「100歳を元気に美しく生きる」ためのどんな話が飛び出すか、乞うご期待。
皆さんにお会いできることを楽しみにしていますので、ご参加お待ちしています。
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