庶民的で美味しいものはどこの国にもあります。旅行をして一番楽しいのは食べもの探しです。今回新緑のヨーロッパ、ルーマニアとオーストリアを旅行する機会がありました。
ルーマニア名誉領事の会議があったので、ルーマニアは旅行というより所用でといったほうがいいかも知れません。が今回の会議はルーマニアの首都ブカレストではなく、2007年度のヨーロッパ文化首都に選ばれたシビューという美しい古都で開催されたので、充分旅の気分も味わいました。
この十四世紀につくられた古い街シビューに入るのにはウィーンから直行便がある、オーストリア航空をつかいウィーンでトランジットするのが一番。帰路ウィーンに立ち寄って5日程観光旅行と決め込みました。
シェンブル宮殿、ベルヴェデール宮殿をはじめ、メルク修道院、シュテファン寺院など歴史の重みだけではなく、本当に豊かな国であったのだと感無量になりました。それにもまして、美術史美術館、国立博物館の規模の大きさと内容の豊富さ、充実さには目を見張るものがありました。
<シュテファン寺院>
充実した日々のしめくくりは云うまでもなくディナーです。今回は一回を除いてランキング上位から四位までの超有名レストランを選び、そのレストランの最もお勧め料理をいただき、日々感動のうちに一日の幕を下ろしました。
店の名前はシュタイラーエック、ル・シェール、コーブルグ、コルソーの四店です。一つとして当たり外れがありませんでした。この四店のうちで一番有名なのはコーブルグです。この店は宮殿を利用した五つ星の趣きのあるパレス・コーブルグの中にあるゴージャスなレストランです。シェフのクリスチャン・ペッツ氏は2002年に世界一のシェフに選ばれたこともあり、超有名です。その上、予約がとれないことでも超有名です。
さて、お伝えしたかったのは有名店のことではなく、ウィーンの庶民の味、庶民の料理なのです。機内でウィーンを地元にするスチュワーデス嬢にいろいろ情報をもらい、その逸品はシュニッツェルという料理で、一番美味しいといわれているのはツム・フィグルミューラという創業100年はたっている店の豚のシュニッツェルだという。
店を探して満席のところ時間を区切って席をもらいシュニッツェルを注文しました。豚肉をたたいて大きく広げ、油で揚げずに焼いたトンカツのようなもので、その大きさは皿からはみで、二人で一枚やっと食べることができました。
<シュニッツェル>
これは美味い!本当におすすめの逸品です。
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